只今荷造り終了!明日と明後日は浜松町の「地球に優しい中国茶交流会」にてLAB出張です!
「魔窟」をイメージしてなかなかLabに踏み入れられなかった方も、まうぞうの過激な発言にビビちゃった人も今回は温厚なまうぞうの「全力」のお茶ご堪能ください。
えっとですね土曜日は100円茶席の方のナビゲーターと言うかお留守番をしています
ここで出るお茶はまうぞうの可愛い息子たちです(まあ季節落ちとか二軍扱いの子たちだけど)
ほとんどのひとが飲んだことのない「レア台湾茶」用意しました(もちろん王道の台湾茶もどっさり)
リクエストいただければ何でもお出しする用意です!
もちろん初心者のかたにもわかりやすく解説するつもりですので構えずお越しくださいね
2日目は午後からワンコイン茶会の「淹れ手」で参加です(午前中はまた100円席か物販を物色するかな?)
定番の梨山をお出しした後「秘蔵のお茶」の中から一種類選んで品茶します
秘蔵のお茶とは
・梨山 春茶(軽焙)
同じ茶農で同じ茶区、摘んだ日も一日違い、でも味はまったく異なります、このレベルの梨山に火入れをするのは異例なことかもしれません、茶農と話していると富豪からの「オーダーロット」で軽く火入をして出荷したということでした、「少しなら分けられるよ」ということで頂いて来ました。
ちょっとマニアックな品茶ですがこの比較では「焙煎とは何か?」が見て取れるのではと思います。
・古式凍頂(手工)
この比較はさしずめ「台湾茶今昔」といったところでしょうか?凍頂山の鳳凰休閒農園のMOA有機認証を取った手工(手作り)茶です、驚くことにチャオチン、ロウネンなど殆どの工程を手作業でやっています。茶農さんは蘇文昭というおじいさんで、山ではほとんど裸足です(笑)最近ポツポツと言われだした「紅水烏龍」とほぼ同じと考えて良いと思います。発酵も焙煎も高めですが凍頂山らしい味わい深いお茶です
・(古式?)杉林渓
梨山と杉林渓の比較といえば「ありがち」な比較と言われそうですが、今回お持ちしたのは標高1800Mもある振興茶区の龍鳳渓ではなく、昔ながらの杉林渓。発酵も焙煎も低く森の香りも弱くともすれば「緑茶?」と思ってしまう…しかし、杯の中に残る高山気は確かに高山茶…、私がお茶を勉強し始めた頃の杉林渓に久しぶりにめぐり合いました。「劣化梨山」ではない杉林渓の醍醐味をお楽しみください。言い忘れるところでした茶農は劉憲聡という茶農ですね。ものすごくアットホームな茶荘で毎年立ち寄ることにしている茶農さんなのですが、今年のはすっごく良かったです。
・赤科山高山茶
花蓮県と台東県に跨る赤科山山系の高山茶です。この赤科山、北からは花蓮の茶農が、南からは台東の茶農が生産に入っている「麻煩(めんどう)」な茶区なのです。花蓮の茶農から「蜜香紅茶」になったものを飲んだ時には「ふ~ん」と思っていたのですが、この台東の茶農の製作指導をした高山茶、非常にコクがあってうまいのです、この品茶では台東でもこんなおいしいお茶が作れるのを驚くと共に茶樹の若さと土壌の新しさにも注目したいと思います。
茶農は台北ナビにも載ってすっかり有名になってしまいましたが、連記茶荘の連阿娜です。
・台湾茶20號(迎春)
キワモノと言うか新品種が飲みたい、という人に台湾茶20號(迎春)を用意しました。名間郷で生産推奨しているという情報を得ているのですが、ついぞ見当たりません、ネットで台東の「後山茶葉農場」と言う所が作り始めたという情報を得て探しに行って来ました、ここの茶農さんは前述の連阿娜の生産班に属する茶農なのですが、なかなかこのお茶に対して評価がされないしちょっと自信をなくしている中で「日本人」がわざわざ買いに来た!と驚きながら恐る恐る…「このお茶おいしいですか?」って疑問形で聞いてきたんです?
まだまだ茶農さん自身もこのお茶をどういう方向で製茶販売するか悩みながらのお茶なのですが、新しいもの好きの方にぜひ味わっていただきたくお持ちしました
というマニアックな5種類どれが出るかは席についてからのお楽しみ~です
あとまうぞうが飽きないよう蓋碗と鑑定杯と茶壷を持って行きます。毎茶席買えるつもりなのでそのへんもお楽しみに~~
あそうそう、カメラを持っていくのは諦めました、撮影してる時間なさそうだし誰か写真撮って後で送ってにゃ
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